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ボクがこの道をはじめて走ったのは10年以上前の話。ミルクロードを走っていたら道路工事で通行止めだと言う。大観峰近くまで戻って国道212号で外輪山を降りようと思っていたら、この道へ工事の人が誘導してくれた。道の名前は良くわからななかったけど、まぁ乱暴な線形を描いて通された道だった。当時は赤水から外輪山へ登る県道23号も、城山展望所付近の県道11号も、あまり大差なく線形はかなり厳しいものだったしこの道の線形も当時の基準ではビックリするほどのものでもなかったのだ。
最近この道は「ラピュタの道」とか呼ばれて阿蘇ツーリングの名所になっている。
外輪山が緑に覆われる季節にこの道を阿蘇に向かって下るのはなかなか爽快なものだ。
しかし現在はこの道は原則通行止め。先日行ったときには(2010年3月)一部がけ崩れで通行できないと書いてあった。天気も良くないからスルーして次へと思ったら、下から軽トラが登ってきて通れないことも無いらしい。
クルマはミルクロードからの入り口に止めて徒歩でこの場所へ歩いた。野焼きで真っ黒になったこの風景はどう形容していいか言葉が出てこない。外輪山は標高900mくらい盆地は標高500m程度なので一気に400m近くをこの乱暴な線形で下っていく。
黒く焦げたがけを縫うように痛んだアスファルトの道が続く。遠くには緑の田畑があった。
緑の季節にはわからない、野焼きでむき出しになった崩落していく外輪山が印象的だった。

































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