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幸島は日南海岸を代表する美しい砂浜である石波海岸沖に浮ぶ島である。
石波海岸の幸島に一番近い浜に駐車場があって、ここに「百匹のサル現象発祥の地」の碑がある。 
百匹目の猿現象とはこの幸島の猿の一頭がイモを海水で洗って食べる ようになり、同じ行動をとる猿の数が閾値を越えたときその行動が広く群れ全体に広がり、さらに場所を隔てた大分県高崎山の猿の群れでも突然この行動が見られるようになったというという話で、「ある行動、考えなどがある一定数を超えると、これが接触の無 い同類の仲間にも伝搬する」という現象が存在すると言う説だ。

実はこれはまったくのデタラメであり、ライアルワトソンによって創作された話である。
事実は幸島の猿が、海水でイモを洗って食べると言う事実だけ。接触の無い同類の仲間にも伝搬するなんて事実は無く、まったくの創作なのである。
幸島の近くには京都大学の霊長類研究所もあり、この石碑は洒落で設置されているものだと思っていたが、石碑にはこの現象が事実のように記載されている。
「ま、でもさ、そういう空想もたのしいよな~」「なんか焼き芋食いてぇなぁ」とか言いつつ、九州地元コンビニのエブリワンで買った焼きたてのミートパイ(ここは店でパンを焼くのがうり)をほおばりながら和んでいたのだった。

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