吹きつける冷たかった西風
遠い昔達磨火山だった場所から、太古の風景を思い描き
この風景を愉しんでいた
遠い昔達磨火山だった場所から、太古の風景を思い描き
この風景を愉しんでいた
伊豆半島の北西部、ひときわ高い山が達磨山である。
ここは百~五十万年前、天城山とともに伊豆を代表する火山であり、達磨山の現在の山頂は982mだが、元々は1,300mを越える雄大な火山だった。現在では戸田の港へ向かって大きく侵食が進み、かつての山容は残っていない。この富士山を望むコーナーがいちばん侵食が進んでいる所で、戸田の海に向かって大きくえぐられている。西伊豆スカイラインの先、県道411号の棚場山トンネル付近も五十万年前は火山であり、その先仁科峠付近には猫越火山もあり、西伊豆の稜線はこの三つの火山によって作られたものなのだ。
かつての火口がどこにあったのかは今となってはわからないけど、遠い古代の火山に思いを馳せて、後輩火山の富士山(当時富士山は存在しない)をずっと眺めているのも悪くない。
冷たい風が吹いていたこの日は、はるかかなたの南アルプスまで一望できた。
冷たい風が吹いていたこの日は、はるかかなたの南アルプスまで一望できた。
静岡県伊豆市修善寺町 西伊豆スカイラインにて
写真をクリックすると拡大します
BGM : Indigo Jam Unit - Nostalgia
写真をクリックすると拡大します
BGM : Indigo Jam Unit - Nostalgia
ラベル: フォト一句
0 コメント:
登録:
コメントの投稿 (Atom)