川の対岸にある旧道を辿れば
過去の旅で気づかなかった
風景が見えてくる
過去の旅で気づかなかった
風景が見えてくる
或る日の旅は、急流を遡る旅
国道が川沿いを行く対岸には、たいてい旧道があるものだ
快走路を離れて、この旧道を行くと
気付かなかった風景が見えてくる
ゆっくりと民家と隣接した道を行けば
その地の営みが見えてくる
慎重に、狭く急勾配の道を下っていけば
谷底から見上げる風景が味わえる
ゆく川の流れを聴きながら
時間の中に身を委ねる旅
そんな旅もわるくない
熊本県八代市坂本町 第一球磨川橋梁にて
写真をクリックすると拡大します
BGM : Larry Carlton - Alone - But never alone
この第一球磨川橋梁は肥薩線でもっとも有名な鉄橋だと思う。球磨川に対して斜角がついており、斜めに川を渡る姿は遠方からでもよく目立つのです。この橋は橋脚上の連結部に60度の斜角がついた「トランケート式」と呼ばれている橋で、同じ路線の同県球磨村にある「第二球 磨川橋梁」とともに、全国に二つしか残っていない産業遺産です。球磨川の流れに逆らわないように配置された橋脚は、橋台部が煉瓦、橋脚部は切石積みによって造られているそうです。また、この橋には取り付け道があり徒歩でも横断することができるようになっています。
地元の方が近道として利用しているそうなのですが、高所恐怖症のボクにはかなり怖そうに思えます。
ラベル: フォト一句
0 コメント:
登録:
コメントの投稿 (Atom)