日が沈み、空が燃えた
夏の或る日
函館から北へ旅して700キロ
サロベツの海岸で海を見ていた
太陽は水平線の厚い雲に隠れていって
ゆうぐれを待っていた人々は去っていく
ボクは一人丘に登って風に吹かれていた
ここで、この風景をただ見ているのが好きさ
さえない空でも、この日この時間だけしか
逢えない風景がある
18時56分、本来の日没の時間が過ぎ
風が冷たくなってきたその時
空は紅く燃えた
長い旅、一日の終わりは
忘れられない空だった
函館から北へ旅して700キロ
サロベツの海岸で海を見ていた
太陽は水平線の厚い雲に隠れていって
ゆうぐれを待っていた人々は去っていく
ボクは一人丘に登って風に吹かれていた
ここで、この風景をただ見ているのが好きさ
さえない空でも、この日この時間だけしか
逢えない風景がある
18時56分、本来の日没の時間が過ぎ
風が冷たくなってきたその時
空は紅く燃えた
長い旅、一日の終わりは
忘れられない空だった
北海道稚内市抜海村 道道106号夕来付近にて
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BGM : Nujabes - Island
ラベル: フォト一句
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