速吸瀬戸を渡る
海が流れる、波紋が流れる
陰影の世界
貨物船は南へ、海風は北へ、ぼくを乗せた船は西へ
そして汽笛が世界中に響き渡る
この風景はまるで白昼夢
フェリーで豊後水道を三崎から佐賀関へ渡っていた
佐賀関の大煙突の煙は北へ流れ
山深い大分南部の背後には雲が広がっていた
あの山々の彼方には阿蘇がある
まぶしいモノクロームのような風景を船上から眺め
この先に出逢う風景を思い、心躍らせていた
佐賀関港に向かう国道九四フェリーにて
この風景に出逢った旅は、「四国から九州へ渡る旅2007/09」
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BGM : FreeTEMPO - Terceira Estacao
ラベル: フォト一句
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